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岡山 / 瀬戸内探訪Final Jan. – Jun. 2022

2022/07/06
 
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メジャーリーグベースボールから透けて見えてくるアメリカの文化や習慣に関する記事、その他、旅、英語、音楽関連の記事を、ちょっと変わった視点で書いて行きます。

1.坊ちゃんスタジアム

スタジアムフェチの僕が、ついにやって来ました。日本野球の聖地、ホールオブフェイマー正岡子規の故郷、愛媛県松山市の「坊ちゃんスタジアム」。

左右対称のクッキーカッタータイプ。

派手さを抑えた、しかし見易い電光掲示板。

2022セントラルリーグ公式戦、ヤクルト-広島2回戦。

もっと小さな球場を想像していましたが、アッパーデッキがかなり高く聳える、3万人収容の立派なスタジアムです。

関東で長く続けたバレーボールの、松山在住チームメイトと。

まだ4月中旬で、ゲーム後半にはだいぶ寒くなりましたが、試合終了後、電車で繁華街へ繰り出し、美味しい魚と熱燗で、旧交を文字通り温めることができました。

その関東のバレーボールチームには、僕のように西日本へ転勤になった人や戻った人が少なからずいるので、本体から別れたチームを立ち上げる計画も話し合いました。その名も「瀬戸内Variants」。

variantは、vary、variety、variationの生物名詞で、従来種から派生した変異種のこと。ウイルスで言えば変異株。今様でしょ?

松山で一泊した翌日、道後温泉に立ち寄りました。

2.ところが

上述の「瀬戸内Variants」立ち上げに動き始めた矢先、千葉への転勤が決まってしまいました。この15ヶ月で瀬戸内を好きになり、まだやり残したこともあって、あと2年くらいは倉敷に居たかったし、居られるものと思っていたのですが・・・。

その他この探訪記に書くべき、やり残したこと。

1974年公開、野村芳太郎監督作品「砂の器(当ブログ内記事、シネマトーク参照)」のロケ地を訪ねる、という計画を僕は持っています。

映画のオープニング、国鉄(現JR)蒲田駅操車場は、2020年夏に訪れました。東北の羽後亀田もいずれ訪ねようと考えています。

そして物語の核心である奥出雲。木次線亀嵩駅と、実際の撮影が行われた二つ隣の八川駅。関東から倉敷に移ったことでそれらがぐっと近くなり「いつでも行けるぞ」とのんびり構えていたのでした。

木次線を含む中国地方の幾つかの路線の廃止が最近検討され始め、これは早目に行かなくては、と考えた、そんな矢先の転勤でもありました。

出張で倉敷や福山に来ることがこの先もあるので、休日に絡め、必ず訪れようと思っています。廃線が現実となる前に。

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